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ピルと避妊.2

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避妊用ピルに関する基礎知識

ピルは10代でも飲めるのでしょうか? 年齢制限はありますか?
 基本的に、排卵を伴う月経周期があって妊娠の可能性があるなら、思春期からでも避妊のためにピルを飲むことに問題はありません。本人がピルの服用を希望したら、飲み始める前にIカ月以上
基礎体温の測定をして排卵があるかどうかを確認し、必要な検査(年齢にかかわりなく同じ)を実施して、飲んでも大丈夫かどうか調べたうえで処方されます。
 一〇代の場合は、一般的に性感染症のリスクが高いので、望まない妊娠の予防の重要性と同時に、
性感染症についても予防のための知識や正しい方法について理解できるよう適切にアドバイスすることが重要です。とくにピルとコンドームの併用について説明し、勧めることは欠かせません。
 一方、年齢が高い場合は、三五歳以上で1日15本以上のタバコを吸う女性は服用禁忌(飲んではいけない)となっています。また四〇歳以上は慎重投与の対象となっており、検査を受けたうえで、医師とよく相談して使用することが求められています。米国産科婦人科学会は、健康でタバコを吸わない女性であれば四五歳までピルを服用しても構わない、としています。

避妊用ピルは飲みやめた後の妊娠に影響はありませんか?

 ピルを飲みやめると卵巣の働きが再開し、早ければ飲みやめた直後、遅くとも三〜四ヵ月で通常の月経周期が回復して妊娠できるようになります。ピルによって不妊になったり、その後妊娠した子どもに影響が出ることはありません。ただ、もともと卵巣の働きが悪く、排卵障害があるような人の場合は、服用中止後に月経周期の回復が遅れたり、妊娠しにくくなる場合があります。服用を中止して三〜四ヵ月経っても月経が回復しない場合には医師に相談する必要があります。

ピルには避妊以外の効果もあるのですか?

 いわゆるピルの副効用と呼ばれるものです。ピルを飲んでいると子宮内膜があまり厚くならない
ので、月経(消退出血)量が減り、月経痛も軽くなります。また、月経周期が規則的になります。
前に述べたように月経困難症や月経不順の治療薬として使われるのはそのためです。また、ピルを
飲むことで月経周期を変えることが可能です(必ず医師の相談のもとに行う)。
 一方、ピルを飲んでいると、ホルモンバランスが変わることによって子宮内膜がんや子宮筋腫の
発生率が低くなると報告されています。子言外妊娠や乳房の良性腫瘍の発生率も低くなり、また卵
巣が休むことによって卵巣がんの発生率が低下するなどの報告もあります。子宮顛管粘液が濃くな
って細菌などの侵入を妨げるため、骨盤内感染症のリスクが低下するともいわれています(ただし、
性感染症を防ぐことはできません)。
 ただ、治療のために用いられる中・高用量ピルは健康保険が効きますが、低用量ピルは健康保険
の適用が認められていないので、病気の治療や予防のために使う場合でも自己負担となります。

ピル以外の避妊法にはどんなものがありますか?

日本で使用可能な避妊法には次のようなものがあります。
コンドーム
 ペニスに薄いゴム製の袋をかぶせて、精子が屋内に入るのを防ぐ方法。日本では最もポピュラーな方法で八割の人が使用。薬局やスーパーで手軽に買える。
 正しく確実に使えば避妊効果は高いが、性交の初めから使用しなかったり、
屋内で脱落した目ソ、破損するなどで失敗することが多い。避妊に失敗して妊娠した際に用いていた避妊法は、コンドームとリズム法、殺精子剤、屋外射精が大部分を占める。
ペッサリー
 ゴム製で、おわんのような形をしている。屋内に挿入して子宮口にかぶせ、精子が屋内に入るのを防ぐ。性交後八時問経ったら取り出し、洗って何度も使える。受胎調節実地指導員の資格を持つ助産婦などに子宮の大きさを測ってもらい、自分に合ったサイズのものを使う。日本ではペッサリーがもう製造されておらず、使用率は低い。
殺精子削(フィルム、錠剤)
 性交の前に胆の中に薬剤を入れて射精された精子を殺す方法。薬局で興える。
体外に流れ出やすく、単独では避妊効果が低いため、コンドームなどと併用して避妊効果を高めるために使うのが望ましい。
IUD(子宮内避妊器具)
子宮内に器具を入れて受精卵の着床を防ぐ。プラスチックのもの(通常のもの)と、プラスチックに錆が付加されたもの(銅付加IUD-ビルと同時に認可されたが、まだ発売されていない)がある。医師に挿入してもらい、チェックしながら数年入れたままで使える。通常のものは出産経験がない女性には挿入が難しいが、錆付加?UDは未経産婦でも使える。避妊効果はピルに次いで高いが、月経量の増加や月経痛、腰痛などの副作用が出る場合もある。まれに脱落してしまうケースもある。性感染症、子営外妊娠の経験者は使用できない。
リズム法
 基礎体温を測定して排卵日を推定し、妊娠する可能性のある日はセックスを避ける基礎体温法や、月経周期から排卵日を推定して妊娠する可能性のある日はセックスを避けるオギノ式などがある。頚管粘液の状態を観察して排卵日を推定する方法もある。日本で
はコンドームの次に用いられている方法だが、確実性を欠き、失敗が多い。
 コンドームとリズム法を併用して、安全と思われる日にはコンドームを使用しないというやリ方も日
本ではよく使われているが、それによる失敗もまた多い。
・腫外射精
 射精直前にペニスを圈から抜出し、胆の外に射精する方法。日本ではコンドーム、リズム法に次いで
よく用いられている方法だが、失敗が多く、避妊法としては信頼できない。
 他の有効な避妊法を入手できないような国は別として、先進国では通常、避妊法として考えられてお
らず、性教育や避妊情報の中に入れられていない。
不妊手術
 避妊というより、永久的に妊娠しないようにする方法で、女性では卵管、男性では精管を結んで切除
する。手術は女性は産婦人科、男性は泌尿器科で行う。避妊効果は高いが、ピルよりは低い。
緊急避妊法
 以前は性交後避妊とかモーニングアフターピルと呼ばれていたもので、レイプ被害に遭ったとか、コンドームが破れてしまったなどの緊急事態に対応する方法。性交後七二時間以内、妊娠の有無がまだわからない時点で高用量のホルモン剤を投与して、受精卵の着床を防ぐ。米国食品医薬品局(FDA)は一九九七年に緊急避妊法に用いるピルを認可した。日本では中・高用量ピルを用いる緊急避妊法が日本
家族計画協会クリニックなど一部で行われている。
 緊急避妊法は中・高用量ピルを性交後七二時間以内に二錠飲み、一二時間後にさらに二錠飲む。失敗率は○〜二%。悪心や謳吐などの副作用が強い。あくまでも緊急事態の方法として行い、通常の避妊法
としては用いないこと、また必ず医師の管理のもとに行うことが重要。
女性用コンドーム
 つい最近認可された(一九九九年一一月)が、日本製のものは二〇〇〇年上半期に発売開始予定。ポ
リウレタン製の透明な筒状のコンドームを胆の中に挿入する。コンドームの端は臆の入リロで止まるように輪状になっている。性感染症予防を目的に開発され、最近注目されている避妊具の一つだが、男性用コンドームより大きく異物感があって、使い勝手がよいとはいえない。避妊効果は男性用コンドームより落ちる。
注射・埋め込みホルモン剤
 一回注射をすると三ヵ月避妊効果があるのがデポ・ブロベラと呼ばれる薬で、また、小さなカプセル状のものを腕の皮下に埋め込み、そこから少しずつホルモンが放出されるタイプがノア・プラントと呼ばれる薬。どちらもホルモン剤でピルと比べてホルモン星が多く、副作用も強い。
妊産婦死亡率や乳幼児死亡率の高い開発途上国で多く使われているが、日本では認可されていない。

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