うつ病

死別の悲嘆とうつ病

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死別の悲嘆とうつ病

愛する人の死とうつ病との関係
愛する人の死とうつ病との間には複雑な関係があります。愛する人の死がうつ病のきっかけになることもありますが、ふつうはそのようなことにはなりません。とはいえ、愛する人を失ったばかりの人の多くが、うつ病によく似た症状を経験します。ある研究によると、62歳以上でパートナーを失ったばかりの人の約30パーセントが、うつ病の診断基準に当てはまるとされました。愛する人の死を悲しんでいる人が、自殺を考えたり、精神運動制止の症状を示したり、過去の出来事をくよくよ思い悩んだりすることは、めったにありません。このような症状がみられる場合は、単に悲しんでいるのではなく、うつ病であると考えられ、治療が必要になることもあります。自慢行為に走ったり、飲食を完全にやめてしまったりする場合には、ただちに医師に診てもらう必要があります。
 
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正常な悲嘆
愛する人の死を嘆き悲しむのは、正常なことです。つらいことではありますが、医師による治療を受ける必要はありません。人はこのとき、3つの段階を経験します。
1.無感覚
この状態が、数時間から1週間続きます。感情が麻郷したようで、その人がまだ死んでいないように感じます。死を現実のものとして受け入れられないこともあります。
2.悲嘆
この状態は、1週間から6か月間続きます(3か月後あたりから楽になります)。悲しく、憂うつで、食欲がなく、涙もろくなったり、興奮しやすくなったり、不安にかられたりして、集中力を欠いています。罪悪感にさいなまれる人もいます。死者のために十分なことをしてあげられなかったと悔やんでいるからです。専門家や友人や家族を責める人もいます。痛みなどの身体症状を訴えることもあります。
ほとんどの人は、この時期に、死者がなんらかの形で存在していると感じます。 10人に1人は、そこにいない人の姿を見たり、声を間いたり、匂いをかいだりします。こうした状態はうつ病に似ていますが、ごく正常なことです。うつ病ではありませんし、頭が変になっているわけでもありません。
3.受容
この状態は、6か月以降に訪れます。症状は消えていき、愛する人の死を受け入れて、ふだんの暮らしに戻っていきます。その時期には個人差があります。
悲嘆を乗り越える
愛する人の死を嘆き悲しむのが自然なことであるようにさまざまな感情をもつのも自然なことです。悲嘆は乗り越えなければなりません。さもないと、感情が心にわだかまり、ついにはあなたを圧倒して、うつ病へと追い込みます。悲嘆は飲み込ますに吐き出さなければなりません。
最初の衝撃がどんなに激しくても、友人や家族やカウンセラーの支えのみによって悲嘆を乗り越えることは可能です。
まずは家族や友人を頼りましょう。彼らもまた、その人の死を嘆き悲しんでいます。あなたに手を貸し、力になることで、彼ら自身がその悲嘆を乗り越えられるようになるのです。あなたは重荷などではありません。世の中は持ちつ持たれつ。彼らもあなたを必要としているのです。
カウンセラーは、愛する人の死を嘆き悲しむ相談合を支え、悲嘆を乗り越える道筋を示します。どうしても悲嘆から抜け出せないときや、悲嘆があまりにも激しいときには、彼らが大いに頼りになります。カウンセラーは、愛する人の死をめぐる状況について相読者に打ち明けさせることで死の認識を助け、死別のつらさを表現するように促し、それを乗り越える方法や力になってくれる人を紹介し、死者への思いから自由になって新しい生活を築くのを助けます。カウンセリングを受けるには、かかりつけ医に力ウンセラーを紹介してもらったり、セルフヘルプグループに電話をしたりするとよいでしょう。
激しい悲嘆の原因
愛する人の死は常に耐えがたいむのですが、以下にあげるような状況では、その悲嘆がいっそう強くなります。
・突然の死、予期せぬ死
・死の原因を作ってしまった人
・親が子を失った場合
・幼い子どもが親を失った場合
・死者に依存していた人
・感情表現を苦手とする人
・愛する人を立て続けに失った人
・社会的に孤立している人
・幼い子どもを抱えている人
悲嘆にくれる人を支える
愛する人を失ったことを悲しみ嘆いている人には、自分の気持ちについて話す場所を与えることが大切です。ほとんどの人は、「その人がどんなにすばらしかったかを、ほかの人にも語ってほしいのだろう」と思っていますが、多くの場合、残された人が求めているのは、それとは別のことなのです。
・自分の気持ちについて話せる場所をもつこと
・言いたいことを言えること
・自分のつらさについて
・苦悩について
・罪悪感について
・残されたことへの怒りについて
・その人の生前に自分が言ってしまった心ない言葉について
・身近になった自分の死について
こうした考えや感情は正常なものであり、表現する必要があるのです。

薬物療法

悲嘆の過程の早い段階で薬にたよると、逆効果になってしまうことがあります。薬を飲めば気分は楽になりますが、悲嘆の過程を妨害して、かえって長引かせてしまうおそれがあるからです。
喪失体験に向かい合うのはつらい作業です。けれども、回復するためには、それしか方法がないのです。
最初の数日間にまったく眠ることができなければ、眠りやすくするために、かかりつけ医が精神安定薬を処方してくれるでしょう。この薬を使うのは数日間だけで、それ以降は使いません。状況があまりにもひどい場合にも、最悪の数日間だけ薬を使ってしのぎ、長期にわたる服用はしません。薬には、一時的に気分を楽にする効果はあっても、悲嘆を乗り越えさせる効果はないからです。早期に薬を飲むのをやめて、正面から悲嘆に向かい合いましょう。長期の薬物療法を考えるのは、悲嘆がうつ病に変化した場合だけです。
病的な悲嘆
すべての人がスムーズに悲嘆を乗り越えられるわけではありません。いつになっても悲嘆から抜け出せすに、さまざまな問題に苦しむ人もいれば、その人の死を悲しむことができず、死を認めることができない人や、何か月にもわたって激しい怒りを感じたり、衷切られたと恨んだりする人もいます。悲嘆が激しく、耐えられないときには、治療の必要があります。かかりつけ医や、セルフヘルプグループのカウンセラーに相談してみましょう。
キーポイント
・愛する人の死を嘆き悲しむのは正常なことです。
・ふつうは薬物療法は必要なく、逆効果になることさえあります。
・死別カウンセリングを行っているセルフヘルプグループがあります。

友人や家族の力になる

話し相手や聞き手になる
だれかがうつ病にかかっていることに気づき、力になろうとするのはとても大切なことです。すばらしい人助けができるでしょう。たいしたことはしてあげられなくても、救いの手を求める人の力になり、自殺をふせぐことさえできるかもしれないのです。
うつ病にかかっている人の多くは、「力になります」と言われても、すぐにそれを受け入れることができません。ですから、申し出をことわられても気を悪くしたりせすに、つぎの機会を待ちましょう。彼らが相談しやすいように「いつでも話し相手になりますよ」と伝えましょう。
うつ病に苦しむ人と話をするときには、相手の心を思いやり、必要があれば手を差し伸べ、かかりつけ医に相談させるようにしましょう。うつ病に苦しむ人に「元気を出して」だの「しっかりしなさい」などと言っても、なんの役にも立ちません。好きこのんでうつ病になる人などいないのです。本人がいちばん元気を出したがっているのです。
打ち明け話をすることは、自分の問題を整理する助けになります。けれども、聞き手に徹するのは容易なことではなく、いたたまれなくなることも少なくありません。自分のよく知っている人が落ち込んでいて、聞いている方が困ってしまうような誤解や苦痛を延々と打ち明けてくるときには、とくにそうです。感情的にならないように気をつけましょう。根拠のないなぐさめを言ったり、思いつきで助言したりしないようにしましょう。「黙って聞いているのはいたたまれないから、なにか言わなければ」という考え方は禁物です。話に割り込んだり、さえぎったりするのもいけません。相手が自分の気持ちを言葉にできる時間と場所を提供すれば、それでよいのです。彼らの気持ちをそのまま受け入れ、彼らの目線でものを見ましょうらが間違っていると思ったら、自分がなぜそう思うのかを説明して、根拠も示しましょう。ただし、議論をしてはいけません。手の話に耳を傾け、彼らの気持ちを認め、その心を思いやり言を最小限に抑えられれば完璧です。
医学治療が有効であり、よくなることを教えてあげて、彼らを安心させてあげましょう。
とことん話し合ったあとも、連絡をたやさないようにしましょう。いつでも連絡が取れるようにし、彼らがよくなるまで手を貸し、支えてあげましょう。病院に付き添ってあげるのも有効ですが、すべてを取りしきってしまわないように気をつけましょう。うつ病の人の多くは自分は無能だと感じているため、すべてを人にやってもらうと、ますます落ち込んでしまうおそれがあるからです。
自殺をふせぐ
ここ数年、日本の自殺者は毎年3万人を超えています。その多くにうつ病が関与していると考えられており、自殺予防とうつ病予防をセットにした取り組みが全国で進められています。とはいえ、うつ病にかかった人のほとんどは回復します。自殺のおそれを高める要因をボックスにリストアップしておきますが、重症のうつ病にかかった人の全員が自殺を考える可能性があることを心にとめておきましょう。
人が自殺をはかるのは、注目されるためとはかぎりません。だれかが自殺をはかったときには、常に真剣に受け止めるようにしましょう。助けを求めて自分の体を傷つける人がいるのは本当ですが、だれもその叫びに気づいてくれなかった場合や、誤解された場合や、うつ病の症状の1つであった場合には、本当に自殺してしまうこともあります。
うつ病にかんする知識をもち、うつ病に悩む人が治療を受けられるようにし、連絡がとぎれないようにすることが大切です。自殺のおそれがある人を専門家の協力なしに支えるのは、とてもむすかしいことです。少しでも心配な人がいたら、できるだけ早く専門家に相談するように説得しましょう。かかりつけ医や救急外来を受診させるほか、医師や看護師の往診を頼む事もできるるかもしれません。近くの精神科に救急診療所があるかもしれません。
自殺の危険因子
つぎの状態や分類のどれかにあてはまる人は、自殺のおそれが高いと言えます。
・重症のうつ病
・深刻な体の病気で、うつ病をともなっている
・自殺について話す
・過去に自殺をはかったことがある
・自殺した家族がいる
・離婚や死別など、ストレスの多い出来事が続いている
・身寄りがなく、社会的にも孤立している
・男性(自殺をはかったときに成功しやすい)
・無職
・違法薬物を使っている
・アルコール問題を抱えている
自殺のおそれのある友人の力になる
友人が自殺を考えているのではないかと思ったら、彼らと話し合い、その気持ちを打ち明けさせましょう。生きていてもどうしようもないと思ったことがないかどうか聞いてみましょう。ある人はそれを認め、みすからの命を絶とうと思ったことがあると言うかもしれません。またある人は、そこまで考えたことはないが、夜、寝るときにこのまま目が覚めなければいいのにと思ったことがあると言うかもしれません。こうした人たちは、いずれも自殺するおそれがあります。もちろん、自殺を考えている人のなかには、そのことを否定する人もいます。相手が真実を語っているかどうか、判断する必要があるでしょう。多くの人は、自殺衝動について打ち明けるだけで、すいぶん楽になります。それだけで自殺を思いとどまることさえあります。
相手が同居人でない場合には、あなたの電話番号を知らせるほかに、その人のかかりつけ医の電話番号、各種の電話相談サービスやケア組織の電話番号を調べて教えておきましょう。つぎに会う日時を決めて、約束しましょう。それを1、2時間後にするか、翌日にするかは、相手の状態によって異なります。
本人の許可を得て、アセトアミノフェン(acetaminophen)[パラセタモ一ル(paracetamol)とも言います。鎮痛解熱薬として、さまざまな商品名で市販されています]、大量の抗うつ薬、不要な薬などを預かっておくのも、よい方法です。 危機が迫っていると恩ったら、そばを離れないようにしましょう。できればその間に、専門機関に連絡をとりましょう。
このような世話をやいているときには、その意図について本人と話し合うのがいちばんです。
そうすれば彼らも、だれかに相談しなければと思うようになるかもしれません。
こなるかもしれません。彼らがそのように思わず、本当に自殺するおそれがある場合には、本人のためにあなたが行動を起こさなければなりません。かかりつけ医、電話相談サービス、本人の家族など、適切と思う相手に連絡をとりましょう。地域の精神科の外来に電話をかけて、救急診療所があるかどうかを確認しましょう。救急外来に連れていくこともできるでしょう。
自殺を考えているのがあなた自身であるなら、すぐに助けを求めましょう。パートナー、友人、かかりつけ医、電話相談サービスなど、だれでもよいので、すぐに相談してみましょう。
キーポイント
■友人や家族がうつ病に悩んでいるときに最も大切なのは、話を聞いてあげることです。
■自殺を考えている人は、かかりつけ医や地域の病院の救急外来を受診しましょう。自殺予防の電話相談サービスに電話をかけるのもよいでしょう。
■うつ病は治療できます。あなたは回復できるのです。
 
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