あがり症 不安障害

社交不安障害(社会不安障害)・あがり症とは?原因・治療薬

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社交不安障害について

社交不安障害とは、他の精神疾患と比較した場合には、比較的新しいものであるという分類ができます。
この社交不安障害が成立するには、条件が整っている必要性があります。

認知症という病気においても、高齢であっても生きられる社会が成立していない場合には、当然、一般化しないということが言えることと同じ考え方です。
社交不安障害の場合、というのも、人付き合いが、ある程度、活発であることが必要です。

昔から、緊張しやすく、人前で話すことを苦手とした人は、一定数おられたでしょう。
しかし、これが、特に大きな影響を与えずに済んだという社会でもあったのです。

朝から晩まで、田んぼを耕し、言葉を交わす相手も、そこまで、広範囲にわたることはなかったのです。
なので、親しい人ばかりで、緊張したり、あがるといったことは少ない社会であったと言えます。

しかし、現代は急速に近代化をすることによって、移動が自由になるなどして、人付き合いに関しても、とても広範囲に及ぶようになりました。

近代化とは、社会学的な観点に立てば、金融サービスなどを提供する仕事が一般的になっている社会のことを示します。

すると、これまでと違って、あがり症によって、あまり親しくない人に、自分をアピールすることが苦手であるということは、とても大きな支障が見られるようになったのです。
社交不安障害とは、決して、空想の病気というわけではなく、近代の社会構造と大きく関わっていると考えることができます。
社交不安障害、あがり症とは、主に、先進諸国に多く見られる病気です。

あがり症と緊張の度合いについて

普段、それほど、意識するといったことは少ないと思います。
皆さんは、緊張とあがり症ということは、どのように捉えていますか?

生理的なものと心理的なものによる、ある種のストレス反応であると理解することができます。
なぜ、あがり症と呼ばれるくらい、人は、過度に緊張してしまったりするのでしょうか?
これは、とてもシンプルに考えることができます。
ストレスの生理反応が、過度に生じているということです。

特定の状況では、人は、プレッシャーと呼ばれるものを感じてしまいます。
なので、人は、個人差はあっても、緊張というものを感じてしまいます。
ですが、これが、過度になってしまうと、通常の行動までが、制限されるようになります。

野球ということで考えれば、草野球のピッチャーを務めるというのであれば、それほど緊張せずに、落ち着いて投げることができることも多いです。
しかし、これが、満員の甲子園球場となれば、どうでしょうか。
草野球の試合とは違い、緊張を感じることによって、手足が震える、発汗などによって、普段通りの投球ができないということも多いでしょう。
結婚式のスピーチを行うとなった場合、身体が震えるなどの生理的なストレス反応を示してしまえば、用意したスピーチをスムーズにこなすということができます。
しかし、もし、このような反応を示していると、落ち着いたスピーチはできないようになります。

草野球のピッチャーが、満員の甲子で、しっかりとストライクをなげることができないというのは、足の震え、手汗などが影響してしまっているのです。
これが、もしなかったとしたら、逆に、ストライクを投球することができます。
どれだけ、あがる?緊張する?という度合いを決定するのは、生理反応の具合によるものが大きいです。

心臓のドキドキ、身体が、どれだけ震えているのか?ということが、大きく影響してきます。

あがり症とトラウマ

あがり症の方で、頑張ってプラス思考に考えようとする方がいらっしゃいます。
しかし、この、あがり症とは、簡単に乗り越えることができなかったりするのです。
それは、トラウマによるところが大きいのです。

あがり症を克服する際に、とても支障になっているのは、トラウマ、これまでの失敗体験や恐怖体験というものです。

これまでの人生の中で、試験をするという時に、緊張によって、頭が真っ白になってしまった。

取引先でのプレゼンにおいて、おどおどしてしまって、大失態をしてしまったなどといった方は、この、トラウマを感じているという人は多いです。
仕事において、自分の上司から、とても怒鳴られた経験などが、トラウマになっているということも多いです。

このようなトラウマを持っている、あがり症の方は、人前に立っただけで、まだ、なんらかの失敗をしているというのではなくても、自然に身体が震えたりするようになってしまいます。
このほかにも、心臓のドキドキを、抑えられないようになってしまったり、汗をかいたり、不快な生理反応が、頻繁に見受けられるようになります。

この生理反応によって、あがり症の人は、不安や恐怖感というものを感じます。
すると、思考が十分に働かないようになるデメリットが見られます。

まだ、実際のプレゼンがスタートしていないのに、部屋に入るだけで、ストレス反応を示してしまうのでしょう?
これは、トラウマ的な記憶を、無意識にフラッシュバックしてしまっているということが正解です。

思い出したくて意識的にトラウマ的な記憶を思い出すのではなく、無意識に、反射的に思い起こしてしまうのです。
PTSDと同じような部分があって、PTSDとは、過去の衝撃的な出来事によって、突然、その記憶が蘇ってしまうのです。
あがり症も、過去の失敗体験によって、反射的に、手が震える、声が震えるといった生理的な反応が示されてしまいます。

プラス思考や気合いを持つという意識は結構ですが、あがり症とは、それだけで、どうにかなるという問題でもないです。

 

あがり症と病気比較

自殺未遂や自傷行為とは、近年のストレス社会という影響を受けて、頻繁に見受けられるようになりました。
この場合には、なんらかの治療が必要ということになります。
一方で、人は、大勢の前でプレゼンテーションを行うことになったという場合には、あがってしまうものです。
この反応自体は正常ですから、すぐさまに病気であると決めつけることはできません。
しかし、あがり症、社交不安障害である場合も多く、回避性パーソナリティー障害と近い状態にあると言えます。

あがり症、社交不安障害の具体的な症状とは、どのようなものを示すのでしょうか。
まずは、 パフォーマンス恐怖症というものでして、朝礼やプレゼンテーションの時によく見られます。

もっと問題なのは、あがり症によって、対人相互関係にも影響を与えてしまうという場合です。

自分の意見を、親しくない人に言えないということです。
かなり問題点がありまして、こうなると、人にものを頼まれて、本当は嫌なのに、断れないような状況が多くなるようになります。

人の意見に合わせるばかりで、自分の意見をしっかりと述べることができないようになります。

異性に話しかけにくいなどのデメリットも見られるようになります。

自分でも、それはダメなことだとわかっていても、できない状況に置かれることが多いようになります。
すると、学校や会社へ行けないようになるというデメリットが見られるようになります。
特に苦手となっているのは、同級生や同僚です。
長く付き合っていかなければならない、もしも、嫌われてしまったら、絶対に困るということを意識してしまうことによって、何も言えないようになります。
わかりやすい例を挙げると、社交不安障害である方が、ある売店でアルバイトを始めました。
最初は問題なく働いていたのですが、もう1人、追加でアルバイトの人が働くことになってからは、働けないようになりました。
1人では働くのであれば問題ないが、2人以上で働くとなると、引きこもりに逆戻りしてしまったのです。

同僚や同級生に対し、一定の自己主張ができないということは、重大な日常生活への支障をきたしてしまいます。

社交不安障害の原因

社交不安障害の原因については、未だ、しっかりと解明がされていないです。
ある実験を赤ちゃんに対して、行うことになりました。
その結果として、赤ちゃんの頃に持っている気質が、大人になっても続くということがわかったのです。

まず、生後間もない四ヶ月の赤ちゃんに対して、アルコール綿を嗅がせるようにします。
すると、その赤ちゃんは、これに対し、とても不快感を感じることになります。
泣き叫び、後ろに反り返ったすることがあるのですが、そうでない場合も同じようにあります。
このアルコール綿に対して、敏感な反応をする赤ちゃんとは、決して多数派であるというわけではありません。

全体の2割程度です。
この2割程度の赤ちゃんとは、13ヶ月後、22ヶ月後といったスパンで見た場合、見知らぬ女性を怖がる、血圧測定に驚きを感じたり、最初の気質が継承されていることがわかっています。

このような赤ちゃんの頃の気質とは、幼少期では、さほど、問題にはならないです。
しかし、青年期において、この不安障害発症の危険因子だと判明しているので、注意しなければならないです。
高反応であることと、扁桃体の過剰活発には、一定の関連が想定されています。
・扁桃体とは、脳内において、危険を察知する役割を持っています。

社交不安障害である方の脳内の特徴として、扁桃体の過剰反応がよく指摘されています。
扁桃体が、なぜ過剰活発になってしまうのかといったら、前頭葉が上手くコントロールできていないという理由につきます。

社交不安障害の治療について

社交不安障害の特徴として、パーソナリティー障害と併発していることが多いとされています。
大人になると、パーソナリティーは変わることはないと、ある心理学の教科書には書いてあります。

30歳になると、ある程度、性格は、固定されるようになるとのことです。
再び、柔軟になることはないと、1980年代では、一般的な認識となっていました。

しかし、現代では、その後の研究結果によって、パーソナリティー障害は治療可能であるということが明らかになっています。

2013年の改定によって、様々なパーソナリティー障害は治療可能であるとの認識が一般化されています。
パーソナリティー障害は、人の性格である部分が大きいので、治療は難しい、困難であると思っている方は多いです。
パーソナリティー障害や社交不安障害を治療するという場合に、よく用いられるのは、精神療法や薬物療法というものです。
薬物療法の場合には、SSRIの有効性が非常によく認められています。
現在、日本で処方可能なSSRIとは、主に4種類があるとされています。

まずは、フルボキサミン、そして、パロキセチン、セルトラリン、エスシタロプラムとなります。
中でも、社交不安障害への有効性を示しているのは、セルトラリン以外の三種です。
軽度のあがり症の場合には、これらのSSRIとは、あまり明確な効果を感じにくいという場合もよくあります。
日常生活において、とても、デメリットがある、同僚に自分の意見を言えないほどといった場合に利用すべきです。
もしも、それ以上に重症であるという場合には、医師とも相談して利用されるべきです。
しかしながら、このSSRIには、薬剤としての弱点というものがあります。
それは、治療から、効果実感には、少し時間を要してしまうのです。
最低でも、このSSRIを使って、その効果を実感したい場合には、3ヶ月といった期間を必要とします。

半年くらい服用して、初めて、その効果が実感できることもあります。

服用期間も、SSRIに関しては、一般的に長い期間、数年と必要になる場合もあります。
SSRIという薬剤が、社交不安障害などに一般的に利用されるようになったのは、ごくごく最近になってからのことです。
不安障害発症に対しては、それ以前では、抗不安薬が一般的によく利用されていました。
確かに、この抗不安薬とは、安全性が高いです。

抗不安薬とは、即効性もあるので、服用してから、30分すると、安心感が得られるなどのメリットがあります。
しかし、この抗不安薬には、デメリットがないというわけでは、もちろんないです。
というのも、この抗不安薬を連用することによって、耐性がつくようになってしまうのです。

依存症が問題点としてあるなどします。
抗不安薬とは、服用していることによって、一定の効果があるという実感は持ちやすいです。
なので、もしも、社交不安障害であることに対し、安易に服用するようになってしまうと、なかなか服用をやめられないというデメリットを抱えるようになってしまうかもしれません。
どうやったら、この抗不安薬を上手く利用していけるのか?といったら、それは、頓服として利用することはオススメです。
SSRIとは、その効果がしっかりと実感できるまでに時間がかかります。
なので、それまでの間だけ服用するといった使い方もオススメです。

社交不安障害に対しては、ベーター遮断薬という医薬品も、用いられることがあります。
このベーター遮断薬には、抗不安薬などと違い、服用することによって、強い眠気が見られるなどといったことは通常ありません。

例えば、このようなベーター遮断薬とは、ピアノの演奏会の30分前に服用するなどといったことがされています。
しかし、有効性は確立されているものの、研究は比較的少ないものです。

できれば、頼りすぎない姿勢が望ましいと言えます。

社交不安障害の精神療法の1つとしては、認知行動療法というものが、一般的に支持されています。
認知行動療法には、一般的に2つのタイプのものがあります。
まずは、集団認知療法というものです。
そして、個人認知療法というものもあります。
個人認知療法の方が、社交不安障害の精神療法としては、高い効果効能を示しています。
社交不安障害において、個人認知療法を行う際には、医師や臨床心理士との話し合いを行います。
その中で、患者さんの非機能的な認知を是正していきます。

そして、この認知を是正することによって、行動を変えていくようにします。
しかし、この精神療法には、やや長い期間を必要とすることは忘れないでいただきたい。
人は、長い年月を生きているわけですから、そう簡単に、その考え方を180度変えるといったことは難しいことです。
一般的に想像されるより、それ以上の努力が必要となるかもしれません。
もちろん、この精神療法を行う際には、医療機関に事前の予約とは、必須となります。

周囲のサポート

本人は、社交不安障害によって、とても辛い経験をされていたとしても、その周囲にいらっしゃる家族とは、それほど、本人が苦悩しているようには思えないということもあります。
これは、家族が、社交不安障害の患者さんをよく理解できていないというわけではありません。
家族や親しい友達の間では、強く自己主張できるというケースも珍しくはないのです。
それ以外では、社交不安障害であって、一切何も言えないという場合も少なくないです。

まずは、家族や親しい友達の皆さんも、患者さんと一緒に、医療機関を受診してみて、その辛さを、可能な限り理解するようにしてみてください。

 

社会不安障害について

緊張するということは、多くの方に見られることでして、そうおかしいことではありません。
特に初対面の人の前では、緊張してしまうといった方も多いことでしょう。

そして、大勢の前で発表したりということは、とても大きな不安を感じてしまう社会的な状況であると言えるでしょう。
緊張すること自体は自然なことでして、それ自体が悪というわけではたりません。
しかし、この緊張の度合いによっては、注意しなければならないです。
発言に支障をきたしてしまったり、その社会的な状況を自ら避けるようになってしまっているという状況です。
社会生活に重大な支障が確認されるようになってしまうのが、社会不安障害であるということです。

社会不安障害であると、その緊張状態から、すぐに解放されるということはなく、もしも、これ以上に緊張したくないて考えてしまうと、さらに緊張してしまう悪循環となります。
そして、社会不安障害には、慣れとは、あまり身につかないです。
なので、自信が喪失するようになってしまうのです。
次第に、特定の状況へ、以前よりも消極的になってしまうようになります。

社会不安障害に含まれるものには、対人恐怖症や、あがり症、赤面恐怖症というものがあります。

社会不安障害で見受けられる症状

社会不安障害である患者さんには、ある共通事項というものがあります。
それは、自分でも違和感を持ってはいるものの、周囲からの否定的な評価を極端に恐れるようになってしまっています。
なので、自分がもしも、失敗してしまったら?恥をかいてしまったら?ということを、社会不安障害でない方よりも、強く意識してしまいます。
強い恐怖を感じる状況とは、具体的に、どのような場面でしょうか。
それは、人まで注目されるような発表時などです。
そして、人前で電話をかけるといった状況でも、そのようなことが見受けられることがあります。
書痙というものがありまして、人前で字を書く場合にも、恥ずかしさと強い恐怖にかられてしまったりするのです。
緊張症状を強めてしまうのは、恐怖することによって、いくつかの身体症状が見られるようになるからです。
息苦しさを感じてしまったり、声が出ない、動悸を感じてしまったりということもあります。

社会不安障害では、予期不安・回避行動も、よく見られるようになります。

社会不安障害の社会生活への悪影響

社会不安障害が一旦、生じるようになってしまうと、社会的な状況や行為を避けるようになる傾向があります。
すると、自分本来の能力が十分に発揮できないようになってしまうことも珍しくないです。

次第に、今まで持っていた自信も失うことになってしまいます。
すると、職業における、選択肢が狭いものに制限されるようになったりします。
教育の可能性が失われるなど、その後の人生を左右してしまうとも言ってよいです。
結婚の機会を逃してしまったり、社会的な状況を避ける機会が増えることによって、引きこもりになってしまう可能性も低くはないです。

社会不安障害になりやすい人

社会不安障害の方は、現在、日本では、とても多くいらっしゃいます。
しかし、なにか、特異的な性格傾向があるというわけではないようです。

ですが、神経質な人の方がなりやすいとは言えるかもしれません。

森田神経質と呼ばれるもの、完全主義、理想主義、内向性といった方は、注意が必要でしょう。

遺伝的な要素も、この社会不安障害にはありますので、注意が必要です。

また、社会不安障害の重症化としては、回避性人格障害というものがあります。
この特徴としては、引っ込み思案であったり、他人の拒絶を過度におそれてしまったりします。
劣等感を持っていたりします。

社会不安障害の発病きっかけ

社会不安障害とは、他の精神疾患などと比較した場合には、発病時期は、比較的早い段階とされています。
10代半ばに、この社会不安障害とは、一般的に発病されるとしています。
ですが、実際の医療機関受診には、時間がかかることも少なくないです。

発病きっかけについては、未だ、しっかりと明確化されていないです。

ただし、発病に関するストレス要因には、推察することができます。

思春期に、対人緊張を意識するようになった。
そして、学生時代は、なんとか、回避しながら、やり過ごしてきた。
でも、就職するようになってからは、社会生活に重大な支障が見られるようになって、受診される方が多いのです。

 

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